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◎全日本視覚障害者協議会(全視協)

全視協東京大会

・2025年12月1日 更新

■点字民報 2025年12月号 通巻714号

・目次と主な記事をお知らせします。

●目次

  • 私の困った、私の要求㉒ 前もってレジのサポートを依頼  上林洋子(新潟県)
  • ご案内 全視協2025年度レクリエーション交流会  鈴木 彰(茨城県)
  • 報告 会場一つに、青木理さんのお話しに納得  岡 真澄(埼玉県)
  • 報告 笑顔広がる新入会員歓迎会  川瀬義広(北海道)
  • 地域からのお便り さんすて南館のエスカレーターに音声案内設置  志水克典(岡山県)
  • 報告 高市首相は存立危機事態発言を撤回せよ! 19日行動に800人
  • 報告 のきさき投票を取材しました  藤原義朗(高知県)
  • 新入会員 堀田美鈴さん(東京都)
  • 連載 点字200年に思う⑦ 点字と私  松下美和子(和歌山県)
  • 全視協事務局コーナー
  • 全国と地域の主な予定

(目次、終わり)

主な記事

報告 笑顔広がる新入会員歓迎会

川瀬 義広(北海道)

 道視協はこの11月で結成33年目に入ります。久しぶりに、本当に久しぶりに元気な笑顔が広がりました。毎年、夏に実施している野外レクは好評で、会員外からの参加も多く、この夏は過去最高の32名が参加し、福祉バスが満席になるほどでした。取り立てて趣向をこらしたレクというものではありませんが、自由に道の駅での買い物を楽しんだ後、近くのレストランでの昼食といった内容です。ですが、帰りのバスの中で初めて参加した方々から、「このような集まりがあれば、また誘ってほしい」との声が聞かれました。昼食会では、グループをつくり、テーブル毎での交流にとどまってしまったので、参加者同士、交流が出来なかったという反省点もあり、今度は交流が出来る集まりを急遽計画。ちょっと季節外れの「道視協納涼会」を9月28日に開催しました。

 納涼会は、道視協を知ってもらうための時間や、点字ディスプレーのデモンストレーション。余興として会員が演じる怪談落語を楽しむなど、お茶とお菓子と共に日曜日の午後のひと時を過ごしました。その後、入会のお誘いをしたところ、5名の方々が入会されることとなったのです。これは、97年4月以来の入会者数となりました。

 そこで、これを祝う新入会員歓迎会を11月2日に開催。当日は、新入会員5名を含め、16名が参加。歓迎の言葉に続き、新入会員お一人お一人の自己紹介と会が進み、これより乾杯となるところですが、ちょっと趣向をこらし、「おかずのばくりっこ」の時間を設けたのです。「ばくる」とは、おそらく北海道弁だと思いますが、お互いが持っている品物を交換することです。3×3の9個のマスに入っているお弁当のメニューの中身を説明した後、苦手なおかずを交換し合う時間を作りました。その後、乾杯、会食、団らんとなるのですが、ここでもちょっとした趣向がありました。参加者から事前に募ったリクエスト曲をBGMとして会場内で流すことにしたのです。年代もバラバラ。ジャンルも、邦楽・洋楽・演歌にアニメ、イージー・リスニングとバラエティな構成となりました。会場はそれほど広い場所ではなかったこともあり、参加者が自由に歩き回ることが出来、会話も弾みました。

 会の終盤では、参加者から提供して下さった差し入れやお菓子を景品にじゃんけん大会となり、盛会のうちにお開きとなりました。たくさんの差し入れと笑顔が広がった歓迎会でした。

(この稿、終わり)

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●点字民報 バックナンバー

■全視協第37回東京大会宣言

私たちは今日から2年後の大阪大会に向けて「人権・平和・共同」をスローガンに歩みます。とりわけ重点要求として「駅の無人化対策」「災害対策」「平和と人権 民主主義を守る」運動に、地域の運動体と視覚障害者が連携することで、全国と地域が一丸となって取り組むことを主眼とします。

2年後に結成60年を迎える全視協にも高齢化の問題があります。これを直視し、会員、社員、役員が連携を強め、課題に向き合っていきます。そしてボランティアや他団体、行政にも訴えていきます。私たちの歩みが社会の課題であることを啓発しながら運動を進めましょう。

続きをお読みください。(全視協 第37回東京大会宣言)


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